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人吉球磨地協の会員80名が参加し学習会を開催 男女参画・ジェンダー平等の更なる推進に向けて!

 私たち人吉球磨地協では毎年独自活動の一つとして年1回時機にあった学習会を取り組んでいます。
 一昨年は、水上村パワハラ裁判の支援を決めた事から「ハラスメント」についての学習会を開催し、組合員外からも裁判に関心のある市民の参加もありました。
 また、昨年は未だに被害が続く特殊詐欺について人吉警察署の生活安全課を講師に呼び取り組みましたが、本年は、県の方針案にあった「ジェンダーフリー」の学習会を80名規模で取り組むこととし、講師については、DVや女性差別に関する弁護活動をされている阿部広美弁護士をお願いする事としました。
 講演は、憲法24条を中心に明治憲法との違いや現憲法にもあるジェンダーに関する問題点などわかりやすく解説いただきました。趣旨は、私たちの価値観はいつ創られ、それはどのように引き継がれるのかを考えることでジェンダーフリーの学習がなぜ必要なのかを考えることです。
 私達の年代は明治・大正・昭和初期の親に育てられ、その価値観で育てられています。その価値観は明治憲法の制度の下で作られたものであり、往々にして「家の跡目は長男だ」とか、「おなごにゃ後は継がされん」とか総てが明治憲法の「家を継ぐ」理念であり、無意識に私たちの口から発せられることとなります。 もっと云うと子供が結婚すると「孫はまだじゃろか」と嫁にいう。その一言が「マタハラ」であることに考えも及ばない。ちなみに「マタハラ」とは「マタニティーハラスメント」の略で日本語に訳すると「結婚や妊娠に関わる嫌がらせ」のこと。
 そう考えると、私たちが「当り前」と思っていることが、年代の違う人にとって「嫌がらせ」や「犯罪的な一言」となってしまいます。 つまり、性別だけでなく年代や考え方が違うと、価値観が違いその違いが差別的な問題を起してしまうこと。となれば、「ジェンダーフリー」とはそれぞれの違いを認め合うことであるといえます。
 今回の学習会は80名規模で取り組みましたが65名の参加でした。人吉球磨地協も高齢化し会員も減少の一途ですが元気の続く限り楽しく活動を取り組みます。

  

第1回熊本県退職者連合幹事会開催し2024年度活動の大綱を確認!

 2月21日午後3時から、国際交流会館で幹事26名(オブ1名)が参加し、谷川忠光副会長を議長に選出し、第1回幹事会を開催しました。冒頭、米岡新一会長より「現在217通常国会が開会されているが、衆議院では与党の過半数割れで今までの景色とは違っている。予算委員会も同様である。
 また、アメリカのトランプ大統領は何を言い出すかわからない。ウクライナ問題もアメリカとロシアで話し合いがされているのもどうなのか。また、今年の大きな課題は参議院選挙の取り組みである。昨年の衆議院選挙後の幹事会での意見等を踏まえ、連合の役員の皆さんとも論議を行ってきましたが、比例区の連合推薦10名の候補者を決まっていますが、熊本選挙区は、今日時点でも候補者は決定されていません。熊退連としても早急な対応について求めていくこととします」との挨拶がありました。
  その後、蕏塚雄二事務局長より、昨年定期総会以降の経過報告があり、特に「選択的夫婦別姓の早期実現を求める団体署名」および「首長選挙および中間地方選挙」の結果について、報告がありました。
 引き続き、協議・確認事項では、「熊退連2024年度の活動大綱について」および2025年組織状況の調査について」提案があり、全体で確認しました。また、昨年の定期総会で決定した、「ジェンダー平等学習会」、「鎮魂と非戦を誓う8・15平和集会」、第28回熊本県退職者集会」について、日時および大枠の内容について提案があり、経過報告も含めて全体で確認しました。
 その後、質疑・討論では、3名の幹事の皆さんから、定期総会の進め方、ジェンダー平等の学習会、中間地方選挙の推薦について意見が出されました。この意見に対して四役より答弁があり、全体で確認し、第1回幹事会を終了しました。
  

2024年熊本県退職者連合「政策・制度要求」の取り組み
「安心して暮らせる長寿社会の実現を求める」要望書を提出

 熊本県退職者連合は、2024年政策制度要求の取り組みとして、2月6日、10時から熊本県の健康福祉部の山下薫部長に「安心して暮らせる長寿社会の実現を求める」要望書を提出しました。
 当日は熊本県退職者連合から米岡新一会長、蕏塚雄二事務局長、連合推薦議団から岩田智子県議会議員(連合推薦議員団長)、西聖一県議会議員(民主連合代表)が参加し提出を行いました。
 提出にあたり、米岡新一会長は「住み慣れた地域で安心して余生を送りたいという希望が難しくなっている。このことは地域包括支援センターの役割は大きく機能強化が喫緊の課題と認識しています。また、具体的な施策については、市町村が当事者になると思っていますが、県としての指導性と情報提供をお願いしたい」との挨拶を行いました。
 これに対して、山下薫健康福祉部長より、本日は「第9期熊本県高齢者福祉計画・介護保険事業支援計画」に対し、様々な視点からご意見、要望を頂きました。全国的にも少子化で人口も減少している中で、高齢者が安心して暮らすためには地域での自助・公助による関係づくりが最も重要であります。本日の要望書に対する熊本県としての考え方等については、3月17日に予定されている、意見交換の場でキチンとご説明をさせて頂きたい」との。その後、推薦議員団も含めて意見交換を行い終了しました。 
 

来年の参議院選挙の勝利に向け組織の総力を上げ戦うことを確認!!

 12月4日、午後2時から、九州労働金庫熊本駅前支店会議室で幹事、代議員、特別代議員76名が参加し、谷川忠光副会長の司会で開会し、議長団に岸田純代(NTT労組退職者の会)、鍬先士郎(JP労組退職者会)の両名を選出し、議事に入りました。
 冒頭、米岡新一会長は、「10月27日投開票で実施された、第50回衆議院選挙では自民党は議席を大きく減らし、政権与党の過半数割れとなり自民党一強という状況を変えることができた。また、高齢化社会の進展により、高齢者の生活は福祉予算の削減と異常な物価上昇の中で厳しい生活を余儀なくされている」との挨拶がありました。続いて、来賓として、連合熊本の山本寛事務局長をはじめ、福祉事業団体、政党よりそれぞれ挨拶がありました。
 議事に入り、蕏塚雄二事務局長より、「2023年度経過報告」および「2023年度会計監査報告」について報告・提案があり、満場一致、承認されました。続いて、「2024年度活動計画」および「2024年度予算」について、提案があり、その際、「ロシアによりウクライナ侵攻やパレスチナをはじめ世界各地で平和が脅かされている。平和を希求する取り組みが更に重要となる。来年は戦後80年の節目の年であることから、このことを意識した取り組みを企画したい。また、来夏は参議院議員選挙を戦うこととなる。組織の総力を結集し取り組みたい。皆さんのご協力をお願いしたい」等、提案があり、全体の拍手で満場一致、承認されました。その後、スローガンを全体で確認し全ての議事を終了しました。
 最後に、河瀬和典副会長より閉会の挨拶があり、米岡新一会長の音頭で団結ガンバローを三唱し、熊本県退職者連合第31回定期総会を終了しました。
   

第1回 熊退連肥後有明地域協議会定期総会の開催

 11月20日水曜日午前10時から、山鹿市の山鹿勤労福祉会館において、第1回熊退連肥後有明地域協議会定期総会を開催しました。今総会は、鹿本地協から新たに肥後有明地協となって最初の総会となる記念となる総会でした。
 今総会から、日立有明造船OB会、玉名市職労退職者会からの代議員参加をいただき、代議員13名の出席と来賓4名の参加で執り行いました。
 来賓として、熊退連の米岡会長、連合熊本肥後有明地協の馬場議長からご挨拶をいただき、九州労金山鹿支店から市村支店長、玉名支店から髙尾支店長にご臨席いただくことができました。
 第1号議案から第5号議案まで承認いただきましたが、特に第3号議案で、新年度の活動方針について、新地協の新たな事業展開と組織拡大を提起したことで、今後、新たな課題も見えてくるのではないかと感じています。  現役組織や関係団体皆様や熊退連肥後有明地協の役員の協力により、組織の活性化を図り、地域での存在感を発揮できるよう活動をしていくことを確認し、盛会裏に開催することができました。(熊退連肥後有明地協 事務局長 佐々木 義博)
 

山鹿勤労福祉会館で熊退連鹿本地域協議会の解散総会と熊退連肥後有明地域協議会の結成総会が開催

8月21日、山鹿勤労福祉会館で熊退連鹿本地域協議会の解散総会と熊退連肥後有明地域協議会の結成総会が開催された。
新地協結成準備委員会の佐々木義博事務局長より、鹿本地協の解散および新地協の結成にむけての経過について、提案があり全体で確認し熊退連鹿本地域協議会の解散について、全体で確認した。
続いて、熊退連肥後有明地域協議会の結成総会を開催した。その際、勢田昭一準備委員長は、「荒尾・玉名地区については、横断的な退職者組織なく、今後の社会保障政策に対応するためには、肥後・有明地域全体での退職者組織の連帯が重要である」--との挨拶があり、来賓あいさつ後、議事に入り、第1号議案「新地域協議会の結成について」、第2号議案「規約の改正について」、第3号議案「新地域協議会の役員の選出について」--提案がりました。
その際、「新地協2024年度事業計画」および「新地域協議会2024年度予算(案)」については、11月開催予定の定期総会で提案することを含めて、提案があり満場一致で承認され肥後有明地域協議会結成総会を終了しました。 <佐々木通信委員> 
なお、新三役については、以下のとおりです。
会 長   勢田 昭一(高退協教)   
副会長   緒方 昭弘(退教教)   
事務局長   佐々木義博(自治労)
                               

~戦争をしない させない~ 鎮魂と非戦を誓う「8・15熊本平和集会」について

8月15日正午から、熊本市役所のサイレンを合図に黙祷後、120名が参加し“戦争をしない、させない”「鎮魂と非戦を誓う8・15熊本平和集会」を開催しました。集会では主催者を代表して、米岡新一会長は「ロシアによるウクライナ軍事侵攻が長期化している。さらにイスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突によって深刻な戦火となっている。武力での真の平和は訪れない」との挨拶を行いました。その後、高校生平和大使による活動アピールおよびくまもと戦争ミュージアム設立委員会から活動報告を行いました。また、NTT労組退職者の会熊本県支部協議会、全日本自治体退職者会熊本県本部は「原水禁高校生平和大使派遣カンパ」を組織的に取り組み本集会で、高校生平和大使の皆さんにカンパ金を贈呈し、最後に「集会アピール」を採択し終了しました。

過去のイベントはこちら  

熊本県退職者連合とは

熊本県退職者連合(熊退連)は「高齢者や退職者が健康で生きがいを持ち、平和で充実した福祉社会」を求め、1995年6月19日に結成されました。具体的な活動である、年金・医療・福祉制度の改善などは、連合熊本と連携を深めとり組んでいます。組織状況は16の会員組織と6つの地域組織(地域協議会)を組織しています。

役員体制

役職名 氏名 構成組織名 
会 長 米岡 新一  九電ユニオン友の会熊本支部
副会長 谷川 忠光  NTT労組退職者の会熊本県支部協議会
工藤 征子  熊本県退職教職員等連絡協議会
河瀬 和典  全日本自治体退職者会熊本県本部
事務局長 蕏塚 雄二  NTT労組退職者の会熊本県支部協議会
副事務局長   園田 礼二  熊本県高等学校退職教職員連絡協議会
山下 和美  JR九州労組退職者連絡会熊本地区本部
幹  事   境 徳幸  全日本自治体退職者会熊本県本部
池田 友久  九州地方林野関連退職者の会熊本県協議会
松田 道雄  熊本県退職教職員等連絡協議会
喜野 利行  JAM井関農機熊本退職者の会
有田 征二   日本郵政グループ労働組合 熊本連絡協議会退職者の会
嶋田 信次郎   UAゼンセンIKI・IKIライフクラブ熊本県支部
小川 茂  基幹労連熊本県本部退職者の会 日立有明OB会
出永 實  農林水産省熊本県退職者の会
熊部 義夫  JT熊本退職者の会
吉永 徹男  JR九州労組退職者連絡会熊本地区本部
田中 正二  鉄道退職者の会 熊本地方連合会
西本 敏夫  熊本日通旧友会
勢田 昭一  熊退連鹿本地区協議会
宮崎 幸夫  熊退連熊本地区協議会
村山 幸雄  熊退連宇城地区協議会
小川 祐弘  熊退連人吉・球磨地区協議会
佐藤 和夫  熊退連菊池・阿蘇地区協議会
塩崎 重則  熊退連八代地区協議会
清永 清伸  九州労働金庫退職者熊本県支部
田川  仁  熊退連天草地区協議会
会計監査    赤松 亮一  日本郵政グループ労働組合 熊本連絡協議会退職者の会
松田 芳文  JAM井関農機熊本退職者の会


熊本県内6地域協議会と地区協議会の役員体制・連絡先


肥後有明地域協議会

  • 住 所:861-0532 山鹿市鹿校通り2丁目14-1 山鹿勤労福祉会館
  • TEL:0968-41-5226
  • FAX:0968-41-5404
  • 会長:勢田 昭一   事務局長:佐々木 義博

 

菊池阿蘇地域協議会

  • 住 所:869-1233 菊池郡大津町大津1253-4
  • TEL:096-294-5255
  • FAX:096-285-7301
  • 会長:佐藤 和夫  事務局長:赤坂 一矢

 

熊本地域協議会

  • 住 所: 862-0976 熊本市中央区九品寺1丁目17-9 熊本県労働者福祉会館2階
  • TEL:096-375-3015
  • FAX:096-375-3016
  • 会長:甲斐 孝行  事務局長:宮崎 幸夫

 

宇城地域協議会

  • 住 所:869-0502 宇城市松橋町松橋112-5
  • TEL:0964-53-9337
  • FAX:0964-53-9356
  • 会長:瑞穂 信也  事務局長:蕏塚 雄二

 

八代地域協議会

  • 住 所:866-0852 八代市大手町1-59-2 八代教育会館1F
  • TEL:0965-35-5605
  • FAX:0965-35-4288
  • 会長:赤穂 孝之  事務局長:塩崎 重則

 

人吉球磨地域協議会

  • 住 所:868-0056 人吉市灰久保町3-5
  • TEL:0966-22-0230
  • FAX:0966-22-9101
  • 会長:小川 祐弘  事務局長:宮川 続


天草地区協議会

  • 住 所:863-0014 天草市東浜町8-1
  • TEL:0969-22-4994
  • FAX:0969-22-4994
  • 会長:西岡 恒幸  事務局長:田川 仁


会員組織とともに地域運動の拠点として6つの地域に地域協議会と、1つの地区協議会を組織しています。生活の拠点である、地域における運動は充実した老後を送るためには重要な意味を持ちます。

退職者連合は以下のことを取り組んでいます。

  • 熊本県退職者連合は誰もが生き生きと安心して、暮らせる社会、長寿をみんなで喜びあえる社会にするために、社会保障制度を安定させ、安心して暮らせる社会を目指しています


熊本県退職者連合は熊本県はじめ行政に対して、退職者連合の考えを提言・要求しています

 1.経済最優先の政治から生活最優先の政治に変えることを求めています

 2.年金・医療・介護保険制度の充実を求めています

 3.介護分野における、人材確保、雇用条件・処遇の改善を求めています

 4.認知症に起因する事故に対しての賠償負担の軽減策について要望しています

 5.高齢単身女性問題に対する、政策・制度の改善を求めています

行政に対する要望と合わせて、各労働組合退職者会・地域連帯を求めて、地協主催によるグラウンドゴルフなどのレクレーション活動にも取り組んでいます

熊本県退職者連合
〒862-0976
熊本市中央区九品寺1-17-9
TEL 096-375-3811
FAX 096-375-3017
 E-mail:
info@kumamoto.jtuc-rengo.jp
 事務局長 蕏塚 雄二

  

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